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OS-1は塩分が多いのに、なぜ「ハイポトニック(低張液)」なのか?

6月7日
読了時間: 3分

更新日:6月21日





経口補水液はスポーツドリンクに比べて塩分が豊富ですが、実は糖質が極限まで抑えられています。 飲み物の浸透圧(濃さ)は「塩分+糖質」のトータルで決まるため、糖質が少ないOS-1は、塩分が多くても体液より低い浸透圧(低張液)に保たれているのです。これにより、脱水時の体に真水よりも素早く水分と塩分を届けることができます。


💡 浸透圧を決めるのは「塩分 + 糖質」の総量

飲み物の濃さ(浸透圧)は、塩分(ナトリウム)だけで決まるのではなく、なかに溶けている「すべての成分(塩分+糖質など)の合計値」で決まります。

ポカリスエット(アイソトニック/等張液)とOS-1を比べると、そのカラクリがよく分かります。


  • ポカリスエット(体液と同じ濃さ)

    • 塩分:ふつう

    • 糖質:たっぷり(約6.7%)

    • 👉 塩分はそこそこですが、糖質が大量に入っているため、トータルの濃度が「体液と同じ」まで高くなっています。


  • OS-1(体液より薄い/低張液)

    • 塩分:ポカリの約2〜3倍

    • 糖質:ポカリの1/3以下(約1.8%)

    • 👉 塩分は多いですが、それ以上に「糖質」をガッツリ削っているため、全体の合計値(浸透圧)で見ると、体液よりも低く(薄く)なっているのです。


🏃‍♂️ なぜこのバランス(塩分多め・糖質少なめ)なのか?


人間の腸が水分を吸収するとき、「塩分(ナトリウム)と糖質が、特定の比率で一緒に存在すると、水分の吸収スピードが爆発的に上がる」という性質(ナトリウム・グルコース共輸送体)があります。

OS-1は、脱水状態の体に最も速く水分を届けるために、「水分と塩分を最速で吸収できる、ギリギリ最小限の糖質量」を計算して作られています。

  • 糖質をこれ以上増やすと、ポカリのように浸透圧が上がって吸収が遅くなる。

  • 糖質をゼロにすると、今度は腸からの吸収スピードが落ちる。

つまり、OS-1は「最速の吸収スピード(低浸透圧)を維持したまま、失われた塩分を効率よく補給できる」ように設計された、計算し尽くされたバランスの飲み物なんです。




追記

塩分が多い水のほうが「高張液(ハイパートニック)」です。

何故、OS1が低等張液なのか?

これまでの話と少しこんがらがってしまうかもしれないので、超シンプルに整理します。


 基本のルール:「濃い=高張液」

  • 高張液(ハイパー) = 体液よりも「濃い」水

  • 低張液(ハイポ) = 体液よりも「薄い」水

ですから、単純に「塩分が多い水」と「塩分が少ない水」を比べた場合は、塩分が多い(=濃度が濃い)水のほうが高張液になります。

💡 じゃあ、なぜOS-1(塩分が多い)は低張液なの?

ここが混乱しやすいポイントですよね! 先ほどのエディタの内容をおさらいすると、理由は以下の通りです。

  • 比べる対象が「真水」ではなく「体液(人間の体)」だからです。

OS-1は、普通のスポーツドリンクに比べると塩分が多いですが、人間の体液全体の濃さ(塩分+糖質などのトータル)に比べると、まだ「薄い(=低張液)」のです。

塩分が多い水(OS-1) = 塩分は多いけれど、糖質を限界まで減らしているので、人間の体液よりは薄い(低張液)普通のスポーツドリンク = 塩分はそこそこだけど、糖質がたっぷり入っているので、人間の体液と同じ濃さ(等張液)

 
 
 

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