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更年期のホットフラッシュに使われる漢方〜柴胡桂枝乾姜湯・加味逍遙散・桂枝茯苓丸の違い〜

1.柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)

どんな人に向いている?

  • 50代後半〜60代以降

  • 色白で血色があまり良くない

  • 体力が落ちてきた感じがある

  • 顔のほてりやホットフラッシュが「急に」出る

  • 動悸・不安感・寝汗がある

  • 早口・せっかち・気を使いすぎる性格

ひとことで言うと

「体は疲れて弱っているのに、上だけ急に熱くなる人」

一日中暑いわけではなく、発作的にカーッと顔が熱くなるというのが大きな特徴です。

2.加味逍遙散(かみしょうようさん)

どんな人に向いている?

  • 40〜50代

  • ストレスが多い

  • イライラしやすい

  • 気分の浮き沈みが強い

  • 冷えとほてりを繰り返す

ひとことで言うと

「ストレスで自律神経が乱れている人」

更年期の漢方として最も有名で、精神的な不調が前面に出ているタイプに使われます。

3.桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

どんな人に向いている?

  • 体力がある

  • 体格がしっかりしている

  • 顔色が赤くなりやすい

  • のぼせが続いている

  • 肩こり・冷えのぼせがある

ひとことで言うと

「体力はあるが、血の巡りが悪い人」

ホットフラッシュでも、実際に体に熱がこもっているタイプに向きます。

3つの漢方の違いを表で比較

項目

加味逍遙散

桂枝茯苓丸

柴胡桂枝乾姜湯

合う年代

40〜50代

40〜50代

50代後半〜60代以降

体力

中等度

ある

弱め

見た目

普通

血色が良い

色白・血色不良

ほてり

冷えのぼせ

持続的

急に出る

精神面

イライラ

比較的安定

不安・緊張

寝汗など

多汗

顔・頭の汗

一言

ストレス型

実熱型

消耗型ホットフラッシュ

今回のような症状の場合は?

  • 早口・せっかち

  • 色白・血色不良

  • 60代

  • 急に顔が熱くなるホットフラッシュ

この組み合わせは、👉 柴胡桂枝乾姜湯の典型的な患者像に当てはまります。

最後に(大切なポイント)

漢方薬は「症状名」ではなく「人」を見て選びます。

同じホットフラッシュでも、

  • ストレス型なのか

  • 体力があるのか

  • 疲れ切っているのか

によって、選ぶ処方は変わります。

「なんとなく有名だから」ではなく、今の体の状態に合った漢方を選ぶことが、改善への近道になります。

 
 
 

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